早期退職したら、絶対やりたかったこと、それは災害ボランティアです。これまでの会社員生活では超間接的に人の役に立っていたことにはなりますが、ボランティアは直接的な貢献だと思います。恥ずかしながら、これまでボランティア経験はありませんでした。
私がほぼ早期退職に心が傾いていた1月1日に能登半島地震が発生してしました。北陸在住の私も震度5を経験、幸い大きな被害はなかったのですが、能登地方の輪島市、珠洲市等は壊滅的な被害を受けました。
3月までは退職手続き等で被災地に赴くことはできませんでしたが、退職後の4月に2回七尾市でのボランティアに参加することができました。
申し込み
七尾市ボランティアセンターのサイトから日時を指定しての申し込みが可能です。テント村での宿泊も申し込めるようです。
当日、集合場所である七尾市文化センターでスマホによる受付が行われており、住所・氏名等を入力しましたが、事前申し込みとどうのような関係があるのか・・ちょっと疑問でした。
集合場所
車で行く場合は、七尾市城山水泳プール横駐車場と七尾城登山口駐車場の2つですが、私は七尾城山インターから近い七尾城登山口駐車場としました。100台位のキャパがあり、平日ということもあり、十分な余裕がありました。
集合場所は七尾市文化ホールで、駐車場からは徒歩15分位でしょうか?帰りは上りの坂道になるので、20分かかりました。
七尾城登山口駐車場
集合後は、9:00~9:45で、オリエンテーションがあり、10:00位から活動場所への移動になります。活動に必要な道具(ヘルメット、防塵マスク/メガネ、手袋等)は貸し出していただけるので、安全靴だけ準備していけば、問題無しって感じです。
1回目の活動
1回目は、被災されたお宅での災害ゴミの片づけや運搬を希望しました。作業のマッチングはオリエンテーション内で行われます。また、グループリーダーや現地までの送迎運転手を決められますが、私は送迎運転手も希望させていただきました。
午前中は、1件目のお宅に伺い、倒壊したブロックやその他災害ゴミの片づけ、運搬が主な作業です。1時間30分位の作業でしたが、慣れない作業なので、結構、汗をかきましたね。終了後はお宅のおばあちゃんが缶コーヒーの差し入れをいただき、おいしくいただきました。感謝です。
午後からは別のお宅に伺い、布団、畳の運搬と2階からタンスを下す作業でした。30分ほどの作業でしたが、おじいちゃん、おばあちゃんにから丁寧なお礼をされ、来てよかったと実感しました。
早く終わったので、次のお宅に行くのかなと思いましたが、ボランティアセンターに移動して解散となりました。
2回目の活動
2回目は仮集積場に集まった災害ゴミの分別、解体等の仕分け作業を希望しました。
ボランティアセンターからバスで15分位にある和倉温泉にある仮集積場が作業現場です。和倉温泉運動公園の駐車場を利用されています。
駐車場横のホテルが傾いているのを見て、被害の大きさを改めて実感することができました。
被災されたお宅の災害ゴミがトラックに積まれて、集積場に運ばれてきます。ゴミは分別する必要があり、ゴミ毎にあらかじめ決められた場所に下すことになります。また、タンスや引き戸等については、粉砕しやすいように解体しますし、ガラスが含まれるものについては解体の上、木材とガラスを別々に廃棄することになります。昔の家具はネジで作られているものが少なく、少し苦労しました。
最後のトラックは15:00位だったと思います。最後は集積場の清掃をして、終了しました。
頑張ってください!七尾市!
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